当面クローズのお知らせ

お知らせ

〜豪雨増水による被害〜
【サイト復旧作業のためしばらく休場させて頂きます】

8/14日〜15日の豪雨増水によるキャンプサイト崩壊のため
復旧作業が必要となり、
しばらく休場させて頂きます。

期間については9月末までを予定しておりますが
より早くご案内出来る目処がたった時点で
またお知らせ投稿いたします。

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状況については
▪︎1階層目/日帰りサイト(川沿い)=水没・エリア崩壊
▪︎2階層目/テントサイト=水没・エリア崩壊

階層は崩れ、大小の石や砂が広がる河原となってしまいました。

 

8月14日午後、
降る雨は時折強くなり、天気予報の雨雲レーダーを確認したところ、このあと雨はさらに強くなる予報となっており、上流10キロ地点にある道志ダムの放流量も次第に増えていることから、
今回の雨の量はかなりのもの・・もしかしたら最上階まで増水が来るのでは・・と思い、トレーラー類の避難を考えました。
野呂ロッジ入口の反対側の広場は相模原市が管理しており、急遽今回そちらを緊急避難場所としてありがたくお借りすることができ、日が暮れる前には移動することができました。

8月15日夜中、
スマホの警報音が鳴り、「これは危ないのでは!」と思った当施設オーナーの野呂。もしもに備えて宿泊してくれている男性スタッフに起きてもらい
車両も広場へ移動することに。その後野呂BOSSは眠ることができず管理棟でコーヒータイムをとっておりました。

明け方、
私もとても様子が気になり、いち早く野呂ロッジの状況を確かめたいという一心で、道路が豪雨でプールのような水たまりとなっている中車を走らせました。3階層目は増水が到着してなかったものの、この様子だとそのうち削り取られてしまうのでは・・という状況でした。

6時ごろ、
3階層目にあるコンテナ類も流されるのではないかという不安から、コンテナの中に入っている「これだけは必ず持ち出さねば!」というものを移動させようということで、軽トラ2台に積み管理棟まで大急ぎで運び出すことになりました。
野呂BOSSは重機移動をしていたためどれを運び出せば良いのか、残された私たちの判断にかかってました。コンテナの中にはどれも大切なものばかりです。
どれを優先的に選んだらよいのか・・・危ない時間も迫ってくる・・・。ドキドキしながらもチェーンソー、ジャッキ、工具箱、ドリル類、ロープ類などを急いで手に取りました。
のちに道志ダム放流情報サイトを確認したところ、この日の放流量のピークは朝7時でした。

午前には、
とうとう管理棟目の前にあるご来場車・仮止め場の縁が削り取られてしまいました。転落防止も兼ねて置いてあった、二年前の台風19号被害の時に何人もの方にマジックペンで励ましメッセージを書いて頂いた大きな石も流されてしまいました。
BOSSはパソコンで道志ダム放流量と雨雲レーダーをずっと見続けていましたが、ピークが過ぎたのを確認し少し安心したのか椅子に座ったまましばらく仮眠をとってました。

夕方、
雨脚が落ち着いてきたため、コンテナから避難させた物、広場に置いたトレーラー・車両を場内に、それぞれ戻すことになりました。
今回、土日だったっことでボランティア・アルバイトスタッフが何人も揃い、一気に作業に取り掛かってくれましたが、これが平日だったらこうはいかず
人手不足で困っていたのではと思います。

そして少し水が引き、見渡すと
ゴロゴロとした石が一面に広がっているだけで、元の形跡はまったくありませんでした。
一同思うことは「またか・・・」。
二年前の台風19号の被害からサイト復旧は終わったものの、宿泊施設についてはこのハイシーズンが過ぎてから整えねばならないことをまだまだたくさん残したままとなってます。

野呂BOSSは、以前なら「自分でできることは、自分でやる」がモットーでキャンプ場作りをしてきましたが、
昨年足を怪我されたお客様を抱き上げた時腰をおかしくしてしまいそれ以降腰痛がひどく、
また、少し前に自分自身の体に大きな結石も見つかり近いうちに手術ということで
今回は「周りの方々のチカラをお借りしながら復旧をすすめよう」という気持ちを持たせて頂いております。

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このような状況であるため、大変申し訳ございませんがしばらくは復旧作業となり全面クローズとさせて頂きます。

期間については、現在まだ増水が収まらないので全容を把握することができず、また、今回は県土木への許認可申請も必要となるため重機を入れての復旧作業はまだ先になります。

順調に行けば作業開始は来週後半。
またたくさんのお客様をご案内出来るようなサイトに仕上げるにはBOSSの入院期間を含めると9月末まではかかりそうですので、ご予約を頂いていたお客様には順次ご連絡をしております。また、9月末までのご予約は一旦打ち切らせて頂きます。
(休場日以外は営業時間内のお電話対応は行っております)

しかしそうは言っても、バンガローやトレーラーハウスについては被害が無かったため、せめてそのエリアだけでもご利用して頂きたい。残暑をこの野呂ロッジで少しでも楽しんで頂きたい。そんな気持ちもありますが、場内は重機作業となり危険を伴いますので「いつから、どのエリアを、どのように・・・」と安全なご滞在を最優先にしながら、少しでもご案内できるよう考えて行きたいと思います。

また、復旧期間の様子や最新情報についてもなるべくSNS(ツイッター・インスタグラム・フェイスブック)なども利用しこまめにお知らせをと思っております。

大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

青野原野呂ロッジキャンプ場

Ayako